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㈱パイン・プロデュースのスタッフ・ブログ

コンサートのお知らせ

NSS‘96(New Sound Scape ‘96)という,東京藝術大学出身の若手作曲家のグループを,既にご存知の方も多いことと思います。

メンバーの皆さんは,1996年の結成以来,それぞれ独自の創作・演奏活動を続けつつ,ほぼ毎年1回のペースで,作品発表会を催しておられます。

「新しい音空間の創造を目指して,独自のスタンスで活動を続ける作曲家が集まり結成されたグループ」というグループ・コンセプトにも打ち出されているように,ただ斬新なだけではない,輝かしい独創性と,旺盛な探究心,そして何よりも,聴衆をやんわりと包み込むような温かい音像が,どの作品からも放たれているのが,このコンサートの大きな魅力の一つと感じております。

また,回ごとに一つのテーマが提示され,各メンバーとも共通のテーマに沿って作品を作り上げているのも,特徴の一つとなっています。


さて,来たる8月8日(木)に,第12回のコンサートが開催されます。場所は,東京・練馬の大泉学園ゆめりあホールで,18:30開場,19:00開演です。

今回の作品に与えられたテーマは,開催月日に因んだ「8」だそうです。どんな作品が飛び出すか,期待に胸が高鳴ります。

NSSプログラム2013

メンバーの一人である,和田恵さんは,学生時代からの友人で,これまでも何度かにわたり,弊社の業務に携わっていただいたこともあります。

NSS‘96のコンサートにも,彼女から誘っていただき,何度も足を運ばせていただきました。勿論今回も,足を運びます。

当ブログをご覧になっている皆様も,お誘いあわせの上,ぜひお出かけください。

NSS‘96 公式サイト:http://nss96.com/index.html
和田恵さんのホームページ:http://megumiwada.com/Site/top.html
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ヨネザワ楽器@平塚

JR東海道線の平塚駅から徒歩1分の,ヨネザワ楽器さんに行ってまいりました。

弊社の主力商品の1シリーズであります,「Do the HULA HULA」を全巻お取り扱いくださっております,大切なお客様です。

Do the HULA HULA 広告

なかなか頻繁にお伺いすることが出来ず,今日は久しぶりの訪問となってしまいましたが,中野店長も,チーフの佐藤さんも,気持ちよく迎えてくださいました。ただただ,感謝の気持ちでいっぱいです。

ヨネザワ楽器さんは,ウクレレの品揃えが大変に豊富。楽譜のラインナップも,ジャンルの枠を超えて充実しております。平塚駅のすぐ前という好立地でもありますので,近くを通られることがありましたら,是非,お立ち寄りください。

邦楽器従事者の憂い

ご存知の方も多いでしょうか,テレビ東京系「開運 なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演されている,邦楽器の伝統工芸士(東京都認定)の向山正成先生。

先週の金曜日,先生が営んでおられる楽器店兼工房「向山楽器店」を訪ね,東京都江戸川区の平井に行ってきました。江戸時代から伝わる技術を変えることなく,先生ご自身の手で作り上げられた三味線,箏は,まさに逸品といわれています。


純邦楽といえば,津軽三味線の吉田兄弟や,尺八の藤原道山など,若手の演奏家の活動が注目されるようになって久しいですが,ここ最近,ブームがやや下火になってきた感があるように思えます。

自分の国の伝統文化を“ブーム”と呼ぶこと自体,不自然に思えてならないのですが,それだけ,ある意味我々の日常からかけ離れた存在になっていることは否めない現実であり,我々日本人が(私自身を含め),いかに自分の国の伝統を蔑ろにしているかという表れとして,改めて深く反省させられました。

そして,邦楽器に従事している方々にとっての,もう一つの憂い・・・それは,楽器の素材が入手困難になりつつあることだそうです。例えば,三味線の糸巻きに使用される鼈甲や,撥に使用される象牙などなど・・・その殆どが輸入品,国内の供給でまかなえる素材は,糸に使用される絹だけ,とのこと。今後,邦楽ブームが再来することは,私たちにとって望んでやまないことですが,それが現実となった暁,楽器の供給が止まってしまうのではないかとの,一抹の不安も脳裏をよぎるのでした。それ以前に,日本古来の楽器なのに,その素材の大半は輸入に頼らざるを得ないこと自体が,忌々しき事実と思います。


いずれにせよ,「もっともっと多くの方に,楽器店に足を運んでいただきたい」というのが,向山先生の“心の叫び”のように感じられました。楽器の分野でも,ネットでの買い物が日常化している昨今ですが,店内に並ぶ“名器”と呼ぶべき楽器の数々や譜本など,そして,楽器店の店主と会話を交わすことで得られる豆知識は,それこそネット販売では得られない貴重な“財産”です。

向山楽器店」は,JR総武線・平井駅南口から,徒歩5分。閑静な住宅街の中にある店舗兼工房は,店内に一歩入ると,その落ち着いた雰囲気に癒されます。皆さんも,ぜひお立ち寄りください。


さて,向山先生が専務理事をつとめられている,東京邦楽器商工業協同組合が主催する,「東京三味線 東京琴 展示・製作実演会」が,来たる8月4日(日)12:30より,東京・両国の江戸東京博物館(大ホール)で開催されます。

琴・三味線展示・製作実演会広告

このようなイヴェントを通し,私たち日本人本来の伝統文化が,“ブーム”というような横文字に形容されるものではなく,私たちの日常に永続的に根付いてゆくことを,心から願います。そして,私自身も,日々の業務を通じ,こうした動きの一助となれるよう,一層の努力を惜しまず続けてまいります。


なお,向山楽器店では,弊社にて発行の「これぞ現代尺八」も,お取り扱いいただいております。


これぞ広告2


弊社ホームページでも販売しておりますので,併せてよろしくお願いいたします。

ウクレレフェスティバル@中野

ギター奏者としてはもとより,ウクレレ・プレイヤーとしても名高い,長谷部二郎先生が主催される,長谷部ギター・ウクレレ教室が,今年(2013年)で,開校30周年を迎えます。

その佳節を記念すべく,来たる7月21日(日)の14時より,なかのZEROホール(小ホール)にて,「長谷部ウクレレ教室発表会 ウクレレフェスティバル」が開催されます。

長谷部ウクレレ教室_コンサートプログラム表紙

フラ・ソングは勿論のこと,歌謡曲,ポップスからクラシックまで,広いジャンルからプログラムは盛りだくさん。

入場は無料です。

ますます暑い今年の夏,今度のお休みはウクレレのサウンドに酔いしれてみてはいかがでしょうか!!

長谷部ウクレレ教室_コンサートプログラム巻末(小)

プログラムの巻末に,弊社でもご案内しておりますCDアルバム「HAWAIIAN BREEZE」の広告を掲載していただいています。

LPレコード・サイズのジャケットに2枚のCDを収納した当アルバムは,日本ハワイアン音楽協会の専務理事で,弊社の主力商品「Do the HULA HULA」の編著者にもなっていただいております白石信先生と,写真家・浅井愼平氏によるプロデュース。詳しくはこちらで。

長谷部二郎先生

ギター奏者,ギター講師,作編曲家であられる,長谷部二郎先生に,昨年秋ごろより,ご懇意にしていただくようになりました。

先生が営んでおられる,はせべ楽器(東京・中野)では,弊社発行の楽譜集「Do the HULA HULA 第1巻~第9巻」を扱ってくださっています。

また,ご自身で作曲・編曲された楽譜が掲載された楽譜集も発行されており,下の写真のようなギター愛好家向けの情報誌「ギターの友」も,隔月で出版されております。写真は4月号,現在は6月号が発売中です。

ギターの友2013_04月

お店は,JR中野駅南口から,徒歩1分。中野住研コーポの5階にあります。ギターの曲集を中心に,ウクレレなど弦楽器の楽譜集,教則本など数多く揃っております。

また,ギター教室も開講されております。

プレイヤー,指導者としての腕前は然ることながら,温かいお人柄がとても魅力です。

お時間があれば,ぜひお立ち寄りください。

こちら“あんみ通処”2013年夏

 和風スイーツの代表格というべき「あんみつ」を味わいながら,「あんみ通」の演奏を堪能する,季節ごとのイヴェント《こちら“あんみ通”処》も,発足から3年目。時期が近づくと,期待に胸が高鳴るのは,私だけではないでしょう。

 さて,2013年夏の回は,2回にわたって開催。1回目は7月7日(日)17時30分より,墨田区向島の「一軒家カフェ ikkA」にて。2回目は7月20日(土)18時より,中央区日本橋小伝馬町の「cafe紅」にて。私は,7日の回に足を運ばせていただきました。

 予約を完了してほどなく「満員御礼」となった様子,恒例となった《こちら“あんみ通”処》がますます好調であることが,はっきり伺える一場面でした。

1. あんみ通処_2013夏

 主な曲目は,ジャズのスタンダードより「テイク・ファイヴ」(同じ5拍子の「ミッション・インポッシブル」のメロディがサンプリングされた,まさに,“ここでしか聴けない”超レアなヴァージョン),あんみ通オリジナル・ナンバーの一つで,雨の情景を優しいタッチで描写した「ぴちちゃぷ」(今回は歌なし),夏の楽しみを聴衆とともに共有すべく放たれた沖縄メロディ,喜納昌吉の「花」など。そしてアンコールでは,定番中の定番「あんみ通 ことはじめ」にベンチャーズの「パイプライン」が引用された“デラックス・ヴァージョン”が,大勢の聴衆を魅了しました。

 今回は,あんみ通のライヴに初めてという観客が多かったようです。こうした方がたが,あんみ通サウンドのオリジナリティ溢れた魅力に開眼し,新たなリピーターとなることを,私としても切に望みたいところです。

 因みに,本ライヴは,あんみ通結成14周年の記念を兼ねての開催! 堅実な活動の中,息の長い躍進を続けているお二人に,心からエールをお送りしたいと思います。本当に,おめでとうございます。

 開演間際に,あいにくのにわか雨に遭遇。しかし,ライヴ終了後はすっかり雨が上がり,間近に構える東京スカイツリーの色鮮やかなイルミネーションを見上げながら,「ぴちちゃぷ」の余韻を心の中で刻みつつ,帰路に就きました。

 末筆ながら,去る6月7日に開催された「あんみ通的津軽三味線 vol. 4@銀座タクト」の拙筆レポート(こちらの,上の方にあります)を,お二人の活動の模様を紙面を通してファンに発信される「あんみ通信」7月号に,ご紹介いただきました。この場をお借りし,心より感謝申し上げます。

※あんみ通 公式HP:http://www.anmitsu.info/

ブログを始めました。

いつも大変お世話になっております。パイン・プロデュース業務部,西川紳一郎でございます。

このほど,スタッフ・ブログを発足する運びとなりました。

当ブログを通し,皆様方との交流がより充実したものとなり,そして,皆様方のお仕事,ご活動の一助となれば,この上ない幸いと思っております。

どうぞ,よろしくお願い申し上げます。

まずは,ご挨拶まで。