去る9月6日の土曜日,東京は板橋区立文化会館で,37回目が開催されました。

今回は,真新しい童謡の初演47曲を中心に,同協会の会長であられる湯山昭先生の作曲活動60周年を記念し,先生の代表的童謡作品8曲が,稲村なおこさん,たいらいさおさんはじめ,うたのおにいさん,おねえさんの皆様や,すずかけ児童合唱団,ことのみ児童合唱団の皆さん,そして,地元・みその幼稚園の児童有志の皆さんによって発表されました。
また,昨年は,大勢の子供たちに夢と希望を詩に託された,やなせたかし先生のご逝去を偲び,フィナーレでは全員合唱で「手のひらを太陽に」が熱唱,聴衆の感動を誘いつつ,終幕を迎えました。


本当にありがたいことに,今回もまた,松山祐士の新作を選曲に挙げていただきました。
曲名は,熊谷本郷先生の詩による「お日さま キラリ」で,渡辺かおりさんの歌唱と上雅子さんのピアノ伴奏により発表していただきました。
この場をお借りいたしまして,心より感謝申し上げます。
我が国に童謡が生まれたのは,1915(大正4)年。
4年後の2018(平成30)年に,100周年を迎えます。
日本人の心のふるさとである童謡が,後世に末永く歌い継がれるために,
そして,本祭にて発表される新しい童謡の1曲でも多くの作品が,私たちの日常に溶け込んでいくために,
一層,惜しみない努力を続けていく所存です。
2014(平成26)年9月8日
株式会社パイン・プロデュース
業務部 西川 紳一郎
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